ベルヴェデル宮殿

ベルヴェデル宮殿は軍総司令官のコンスタンチン・パヴロヴィチ大公の住まいであり、ショパンの才能が高く評価された場所でもありました。若いショパンは頻繁に大公に招待され、大公と大公妃に素晴らしい演奏をプレゼントしています。中でもショパンが大公のために特別に作曲した軍隊行進曲は大評判となり、大公の命令によって観兵式の時には必ず演奏されたそうです。

ベルヴェデル宮殿への招待は若いショパンにとって非常に印象的でした。宮殿の侍従たちは特別に選ばれた者たちで、その一部は非常に背が高く、また一部は小人症でした。またベルヴェデル宮殿の周りは軽犯罪の囚人たちが手入れをしていました。けれど彼らは手錠をつけたままだったので、ショパンはとても驚いていたはずです。

端麗なベルヴェデル宮殿からの眺めは非常に素晴らしく、イタリア語の「美しい眺め」“ベル・ヴェデーレ”に由来して「ベルヴェデル」と呼ばれています。そして1926年から1935年まではユゼフ・ピウスツキ元帥がここに住んでいました。現在ベルヴェデル宮殿はポーランド共和国の大統領府が所有しています。ここでは大統領が賓客を迎え、多くの重要な会議や協議会などが行なわれています。

ここでは『ユゼフ・ピウスツキ元帥』と『「ポーランド軍ヴィルトゥーティ・ミリターリ勲章のキャビネット』という2つの展示を見学することができます。